「モンスーンの終わり 〜民主化3年目のビルマ〜」       ―― 2014年8月取材

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写真:モンスーンの終わりだったが、雨は止む気配もなく連日連夜降り続いた。路傍の椰子の実は濡れ、この国のシンボル・シュエッダゴンパゴダは雨に煙っていた=ラングーン市内で

 1988年から続いていた軍政支配に幕が下りたと報じられている。タンシュエ将軍が政界から身を引き、2011年3月末、12歳若いテインセイン前首相が大統領に就任、2008年憲法に基づいて「文民」政権が始まったからだという。

 テインセイン政権は民主派との和解を進め、欧米諸国も制裁を解除した。政治経済改革が矢継ぎ早に為され、長年鎖国状態にあったこの国へ今、日本を含めた外国からビジネスマンや観光客が殺到している。

 お陰でホテルや車は、発展する隣国タイよりずっと割高になっているが、その「民主化」で記者にもビザが下り、19年ぶり4回目のビルマ国内取材を敢行できた。

 記者がこの国を取材し始めるキッカケとなったのは、1988年の民主化デモ。非武装のデモ参加者を銃殺し、民主派リーダーたちを投獄するする軍政と戦うため、タイ国境のジャングルに立てこもっていた全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)議長、トンアウンジョー(64)と初めて出会ったのが翌89年1月初頭のことだった。この「民主化」で彼も祖国の土を再び踏めるようになった。亡命中、会う度に「See you in Rangoon!」と言っていた彼とラングーンを訪ね、“自由戦士”の目を通して「民主化」の実態をリポートする。

  総尺は25分弱。オリジナル映像はAVCHDのハイビジョンだが、ユーチューブ用に軽いmpeg4ファイルに変換し、BGMは著作権フリー楽曲を使っている。

 また、ビデオリポートのアップロードから3か月ほど遅くなったが、 ビデオに入りきらなかった話を記事に纏めた。こちらも 目を通して頂ければ嬉しい。

(取材・編集/阿佐部伸一)